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豊平 (札幌市) : ウィキペディア日本語版
豊平 (札幌市)[とよひら]

豊平(とよひら)は、北海道札幌市豊平区にある地名。
豊平川から約2Kmを国道36号の両端約800mに沿う細長い形状の地域である。1910年(明治43年)に美園を、1950年(昭和25年)に旭町水車町を当地区から分割した。
アイヌ語の「トイェ・ピラ」(崩れた崖)からこの地名が付いたと言われる。
== 歴史 ==

* 1857年安政4年):江戸幕府により小樽市銭函から千歳市に至る札幌越新道(札幌本道、現在の国道5号、国道36号)の建設開始。また、現豊平3条1丁目あたりに豊平川の渡し場、通行屋が建設され、志村鐵一が定住。
* 1871年明治4年):月寒平岸の開拓が始まると、それに伴い豊平の開拓も始まる。また、この頃、初代の豊平橋が架けられたが、暴れ川とも呼ばれる豊平川に架かる橋は、幾度となく流された。
* 1873年(明治6年):札幌本道が開通。豊平側は室蘭街道と呼ばれていた。
* 1874年(明治7年):月寒、平岸に遅れること2年、豊平村が開村。
* 1880年(明治13年):阿部仁太郎青森県より入植し、以降村総代として水田耕作、連合用水の開削、豊平小学校設立など尽力した。
* 1883年(明治16年):阿部仁太郎により札幌豊平郵便局を現在の豊平4条1丁目に開設。1962年(昭和37年)に豊平郵便局が月寒より移転開設すると豊平橋郵便局と改称
* 1902年(明治35年):豊平村・月寒村・平岸村が合併し、豊平村が誕生する。元の豊平村は豊平村大字豊平となり、役場は現在の豊平4条6丁目に置かれた。
* 1898年(明治31年):開拓の功により、阿部仁太郎に藍綬褒章が授与される。
* 1908年(明治41年):町制施行により、豊平町大字豊平となる。
* 1910年(明治43年):大字豊平のうち美園地区を残し札幌区へ編入。札幌区字豊平となる。美園が札幌区へ編入されなかったのは、札幌区側、あるいは豊平町側が、勘違いでただ単に忘れていただけなど、諸説ある。
* 1918年大正7年):定山渓鉄道線が開通すると、豊平駅が現在の豊平5条9丁目で開業。
* 1922年(大正11年):札幌区の市制施行により、札幌市豊平となる。
* 1924年(大正13年):電気軌道による路面電車が延伸開業。また札幌-月寒にもバスの運行が始まる。
* 1929年昭和4年):定山渓鉄道豊平駅まで路面電車が延長される。
* 1950年(昭和25年):旭町、水車町を分割。
* 1969年(昭和44年)11月1日:定山渓鉄道の廃止。
* 1971年(昭和46年)10月1日札幌市営地下鉄南北線が開通されると、路面電車(札幌市電)が廃止。以降23年、豊平地区の公共交通機関バスのみとなる。
* 1972年(昭和47年)4月1日:札幌市が政令指定都市となり、札幌市豊平区豊平となる。
* 1994年平成6年)10月14日札幌市営地下鉄東豊線福住駅まで延伸開業されると、豊平地区に学園前駅豊平公園駅が開業。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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